インフルで登園自粛。でもどうしても家で見れない…。それで行かせるのは「かわいそう」???

2017年2月10日

原ちゃんです。

インフルエンザの猛威はなかなか収まりませんね。
全国各地で登園自粛、登園禁止、学級閉鎖、学年閉鎖が相次いでいます。

インフルエンザに罹らないための対策を万全にして、我が家はみんな元気!とはいきません。
子供は毎日のように保育園や学校からウィルスのお土産を持って来てくれます。

いくら家の中で対策をしても、これはどうしようもありません。
まあ大人だって持って帰ってきてますけどね。

そして幸いにして家族が誰もインフルエンザにならなかったとしても、突然襲いかかってくるのが前述の登園自粛などです。

「いきなりいわれても仕事休めないし、どうすればいいの!?」と嘆く親御さんは多いと思います。
本当ですよね。しかも一日二日じゃないですからね。短くても3日間、長ければ5日間くらいいきます。

そもそも登園自粛ってどういう意味?

小学校や中学校では最初から学級“閉鎖”となりますが、保育園や保育所、幼稚園などは登園禁止や園閉鎖の前に、登園“自粛”というワンクッションがあります。
これらはどういう違いがあるのか?

学級閉鎖、学年閉鎖、園閉鎖、登園禁止は「閉鎖」「禁止」ですので、「来ちゃダメ」ってことです。
行っても誰も面倒見てくれません。帰ってくださいっていわれます。

登園自粛はあくまで「自粛」ですので、「できたら来ないでね」という意味です。
ですのでどうしても家で見る人がいなければ、保育園に行ってもいいわけです。

リスクはある でも登園させるのは自由

もちろんその場合のリスクもあります。
登園自粛にするのは、「インフルエンザの罹患が徐々に増えてます。これ以上増やさないために、一旦集まるのをやめましょう。」という理由でなされる処置ですので、そこに登園するということは、大袈裟な言い方をすれば「インフルエンザが蔓延している施設」に行くということです。
当然家でおとなしくしているよりも、インフルに罹るリスクは増えるわけです。

もちろん親だってできれば行かせたくありません。家で見ていられるならそうします。
しかし仕事があるし、祖父母や他の親族、知り合いの誰にも頼めない状況の人は、登園させざるを得ないわけです。

登園自粛している園に行かせるのは「かわいそう」???

ネットでこれ系の話題を検索すると、たくさんの悩めるお母さん達が意見を交わしています。
その中で気になったのが、「登園自粛してる保育園に行かせるなんてかわいそう」「子供のためだったら仕事くらい休めよ」という意見です。

なんという無責任な意見!
上にも書いたように、できれば家で見ていたいけど、仕方なく登園させているんです。

中には「関係ねーし。ウチはいつも行かせてるわ」と、泣く泣く行かせるのではなく、当たり前に行かせるという強者もいますが、まあどちらにせよ助けてくれるわけでもない外野が「かわいそう」とかちゃんちゃらおかしいです。
インフル発症しといて行くなら批判されてもしょうがないですけど、そうじゃないですからね。

他人の子供に安易に「かわいそう」って言うな!

…前にこんなことがありました。
チリ(長女)が年長の頃に「弱視」と診断されて、それ以来メガネをかけています。
別に自分の娘が幼いうちからメガネをかけることになったことはいいんです。
メガネしてる人なんてたくさんいますし。ちなみにデメ子ちゃん(妻)もしてます。

それで定期的にチリと眼科に行くんですが、あるとき近くに座ったおばあちゃんがチリに向かって
「かわいそうだねぇ…」と言ったんです。
チリはよくわかっていなかったみたいだったので良かったですが、私は…
表には出しませんでしたけど、すごく嫌な気持ちになったことはよく憶えています。
いやもしかしたらチリも少しわかってたのかも知れません。
子供って意外と大人の言ってること理解してますからね!

別にその後チリがメガネを嫌がるようになったわけじゃないですけど、メガネをしなきゃならないとわかったときから、チリがメガネをかけることを嫌がらないように、むしろ喜んでしてくれるように家族で団結してチリを盛り上げたのは何だったのか、なんて気分になりました。

それ以来「絶対に他人の子供に『かわいそう』とか言わないようにしよう!」と心に誓いました。
そんな出来事でした。

インフルになった後の登園禁止期間

さて、話をインフルに戻して、今度は自分の子供がインフルになったときの登園禁止期間です。
よく採用されているのが

①発症の翌日から5日間
②または解熱の翌日から3日間

いずれか長い方の期間は登園禁止という形です。
例えば2月1日に発症して、2月2日に解熱した場合は

2月1日 ①0日目 (発症)
2月2日 ①1日目 ②0日目 (解熱)
2月3日 ①2日目 ②1日目
2月4日 ①3日目 ②2日目
2月5日 ①4日目 ②3日目
2月6日 ①5日目 ②解禁!
2月7日 ①解禁!

となりますので、発症の翌日に解熱した場合でも、①の規定が優先されて登園できるのは2月6日ではなく2月7日になります。

小学生以上、社会人でも会社によってはこのルールでやっているところもあります。
もしくはせいぜい②の3日間が2日間に縮まる程度です。

その間は登園や登校、出社はもちろんのこと、熱が下がったからといって外出もNGです!
症状がぶり返すこともありますし、症状は治まっていてもウィルスはまだ持ってますので、周りにまき散らすことになります。


実は私、インフルエンザに罹ったことないんですが、経験のある人に聞くと、本当に死ぬかも知れないと思うほどひどくなることもあるそうですね。
あ、もちろんその人は大人ですよ。大人でもそんななんですから、体力のない幼児には本当に罹って欲しくないです。
毎年実際に乳幼児やお年寄りがインフルエンザで命を落としたとニュースになりますもんね。

まずは予防!手洗いうがいをしっかりと。
あと自分が発症していなくてもマスクをする。

そしてこまめに、15分間隔くらいでお茶でも水でも飲むといいらしいですね。
喉にウィルスが20分以上とどまっていると良くないらしく、胃に流し込めば胃酸でウィルスをやっつけられるそうです。

まあこの情報はこの前ホンマでっか!?で聞いた話なので、話半分で聞いてください(^^;ゞ


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