スギ花粉症に舌下免疫療法!費用は?期間は?ついでに味は?

あなたもわたしも花粉症!
原ちゃんです。

もう二十四節気の啓蟄も過ぎたことですし、春が近づいてきましたね。
「春といえば?」
日本国民の25%以上の人は「花粉症!」と元気に答えます。
実に4人に1人以上です。

広義にいえばアレルギー性鼻炎。
そんな中でも国民病ともいえるほど多いのが花粉症。
さらにその中でも特に多くの人を悩ませるのがスギ花粉症ですが、これ、実は治すことができるかも知れないんです。

それが免疫療法。
特に今回プッシュするのは舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)というものです。

わたくし原ちゃんと妻のデメちゃんも、夫婦仲良く毎年悩まされているので、よーく調べてみました。

もくじ

  1. 免疫療法って何?
  2. 注射に代わって、舌下免疫療法の登場です!
  3. 舌下免疫療法って、どういう治療法なの?
  4. 通院頻度と通院期間、治療を始める時期は?
  5. マズい薬は嫌い、あと副作用怖い
  6. 効果がない人もいる。事前に効くかどうか検査できないの?
  7. 3年~5年で、一生花粉症にならなくなる?
  8. どこで治療してもらえるの?
  9. 一番気になる治療費用
  10. なお、効果があるのはスギ花粉だけの模様
  11. 大事なことまとめ

免疫療法って何?

免疫療法って知ってますか?
アレルギーの元となる原因物質(アレルゲン)をごく少量ずつ投与し、徐々に投与する量を増やしていって治そうとする方法です。
要はアレルゲンに身体を慣れさせていって、体質を変えていこうということですね。

別の言い方では「減感作療法(げんかんさりょうほう)」ともいいます。
こちらの方が聞いたことがあるかも知れませんね。

免疫療法の種類としては、皮下注射で薬を投与する皮下免疫療法と、舌の下に薬を投与(目薬みたいに)する舌下免疫療法があります。

皮下注射のものは、実は1960年代から行われてきましたが、2014年に舌下免疫療法の保険適用が認可されました。

それまでは注射での方法しかなく、毎週1回の注射を半年ほど続け、その次は間隔を空け1ヶ月に1回ほどになり、それを3年以上続けるというものです。
完全に計画的に続けないと効果はなく、かなりの根気が必要です。
というか根気以前に、仕事上毎週医者に通うのが不可能な方も多くいると思います。

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注射に代わって、舌下免疫療法の登場です!

上記のように、皮下注射によるものは医者通いが超タイヘンという壁がありました。
あと地味に注射の痛みも無視できません。
原ちゃんは注射が大の苦手。
注射の瞬間は顔をプイッとそむけて、刺さるとこは見ないようにします。

しかし長らくの間、この方法が花粉症を治す唯一の治療法だったんです。

が!
そんなめんどくささや痛みが大幅に改善された「舌下免疫療法」が登場しました!
実に15年以上もの臨床研究などを経て、やっと認可された期待のルーキーです。

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舌下免疫療法って、どういう治療法なの?

治療内容ですが、パンの欠片を舌の下に入れ、そこにスギ花粉エキスを垂らし、2分間そのままにしてから飲み込みます。

これってもしパンがなければ、ケーキを食べればいいじゃない別のなにかで代用してもいいんですかね?
まあ多分大丈夫だと思いますけど。

これを毎日するのですが、最初の投与こそ医者で行う必要がありますが、その後は自宅でできるというのが舌下免疫療法の最大のメリットです。

最初の2週間は徐々に薬(スギ花粉エキス)の量を増やしていき、3週目からは同量の薬を投与することになります。

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通院頻度と通院期間、治療を始める時期は?

そして皮下免疫療法でネックとなっていた通院頻度ですが、最初は2週間に1度の通院を数回し、副作用などがなく安全が確認されれば月に1度の通院になります。

通院期間は皮下免疫療法と同じでやっぱり長く、3~5年の治療が推奨されます。
皮下免疫療法ほどではないですが、やはり根気は必要ですね。

そしていざ覚悟が決まっても、治療を始める時期が決まっているので注意してください。
花粉が飛ぶ前や、花粉が飛んでる最中は治療を始めることはできません。
多くの医院では6月~11月の治療開始を勧めています。

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マズい薬は嫌い、あと副作用怖い

口の中に入れて2分間保持するものですから、味も気になります。
この治療法で広く使われている「シダトレン」という薬がありますが、これはちょっぴり甘く、また少しの酸味もあるそうです。
それほどマズいものでもなさそうなので安心しました。

そして薬には副作用が付きものですが、これはいわゆる合成薬ではなく、自然界にあるスギ花粉からそのエキスを薬用に抽出したものですので、副作用はないと考えられます。
しかしアレルゲンを取り入れるという治療の特性上、アレルギー反応が起こる可能性はあります。

ですが今のところは重篤なアナフィラキシーショックのようなものは報告されておらず、従来の皮下免疫療法よりもかなり安全とされているそうです。

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効果がない人もいる。事前に効くかどうか検査できないの?

ここでちょっと悲報。この治療法が効かない人もいるんです。
10%~20%の人には効果が無いといわれています。
残りの80%以上の人は、「多少マシになった」から「完全に治った」と様々です。

効く人と効かない人、検査などでわかればいいんですが、治療を始める前にそれを診断するのは今のところ方法がないそうです。
事前どころか、治療を始めて1年~2年経って初めて「あなたこの治療法ダメですね」ってわかるみたいです。

もし2年治療して、効かない人に該当してるとわかった日にゃあ「わたしの2年間返してよ!」と適齢期を過ぎてからフラれたウィメンズみたいに叫んでしまいそうです。

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3年~5年で、一生花粉症にならなくなる?

では治療が功を奏して、その後も治療を続け、5年経ち、完治したとします。
その後はもう一生、花粉症に悩まされずに済むのかといえば、人によるとしかいえません。

実際に臨床研究では、治療終了後、現在まで症状が出ていない人もいれば、何年もしたら再度症状が出た人もいるそうです。

しかし症状がぶり返してしまっても、1年~2年の治療でまた治るそうです。
皮下免疫療法でも症状がぶり返す場合がありますが、皮下の場合は最初から治療しなおしになるので、実はこの点も舌下免疫療法のアドバンテージですね。

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どこで治療してもらえるの?

この舌下免疫療法という治療を行える医師は、あらかじめ講習を受けるのが義務づけられているため、耳鼻咽喉科ならどこでもできるわけではありません。
また、皮下免疫療法に比べて通院の負担が少ないとはいえ、長期間の通院が必要なものですので、自宅や職場の近くでないと最後まで続けられないでしょう。

下記サイトであなたの近所に舌下免疫療法を扱っている医院があるか調べられます。
わたしの住んでる新潟の田舎でも探せたので、役に立つと思いますよ。

リンク:
鳥居薬品のアレルゲン免疫療法専門サイト

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一番気になる治療費用

それにつけても気になるのがお金のこと。治療費ですね。
1回の診察&処方で大体2,000円~2,500円くらいです(医療費3割負担の場合)。
上に書いたように最初は2週間に1回の通院ですが、ちょっとすれば月に1度になるので、ひと月あたり2,000円~2,500円ということになりますね。
そして治療開始前と、年に1度ほどの定期的な検査が必要となるため、その際は+5,000円ほど掛かります。

しかしこの治療で症状が抑えられていけば、対症療法の薬(アレロックとか)の量も減らせることが期待できますので、その分の薬代が浮くことになります。

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なお、効果があるのはスギ花粉だけの模様

花粉症と一言でいっても、その原因物質は様々です。
スギ花粉の飛散期を過ぎてもヒノキ花粉に悩まされる人もいます。
(ヒノキ花粉の飛散期は2月~6月)

またそれ以外でもカバノキ科の白樺。
樹木でなしに草花でもイネ科のカモガヤ・ホソムギ、キク科のブタクサ・ヨモギ、アサ科のカナムグラ。
樹木でも草花でもないハウスダスト、ダニ、カビ、ペットの毛など、これらの多くをアレルゲンとしてアレルギー性鼻炎の症状があり、ほぼ一年中グズグズカユカユしているものを「通年性アレルギー性鼻炎」といいます。

このようにあらゆるものがアレルギー性鼻炎の原因となり得るわけですが、今回紹介した舌下免疫療法の効果があるのは、スギ花粉だけなんです。
しかし今後の研究が進めば、スギ花粉以外のアレルゲンにも対応した薬が開発されるかも知れません。

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大事なことまとめ

舌下免疫療法を採用するに当たっては、まずスギ花粉症であることが大前提です。
これは治療開始前の採血検査でハッキリさせます。
スギ花粉以外にもアレルギー性鼻炎の原因が複数ある場合は、きっとお勧めされません。

治療を始める時期は6月~11月頃まで。
通院頻度は最初は2週間に1度、その後は月に1度。
それを3年~5年続ける必要があります。

そこまでしても効かない人もいます。
効くか効かないかは1年~2年、治療を続けてみないとわかりません。

治療費は月に2,000円~2,500円。加えて検査をしたときは+5,000円くらい。


いかがでしたか?
毎年、花粉が飛び始めた頃に「今年こそはこの花粉が収まったら、免疫療法やるぞ!」と決意するんですが、鼻水が止まると決意も止まります。
まさに「喉元過ぎれば」を地でいく原ちゃんです。

そしてまた今も、今年こそはと、考えたりしちゃったりしてます。
あーでも今は特にお金がないから、やっぱ無理かなー(言い訳)


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