子供のおねしょにお悩みの親御さん、悩んだらダメです!

2017年2月1日

子供はおねしょをするものです。小学校低学年くらいなら、ほっとけばそのうち治りますよ…。

ではなくなってきてるんです、最近は!

就学児(小学生に入学した子供)がほぼ毎日おねしょをする。これは「夜尿症(やにょうしょう)」という名前が付いた立派な病気だそうです。「病気」なんていうと、おねしょしてしまう子供を持つ親御さんはドキッとしてしまうかもしれませんが、ビックリさせるつもりで病気といったのではありません。むしろ「あなたやあなたのお子さんのせいではなく、病気のせいですよ。」「治療すれば治るものなんですよ。」ということをお伝えしたい。
そしてなにより、「だから悩まないで!悩むとそれが子供に伝わって余計ひどくなるから!」とお伝えしたいのです。

び、病気!?ウチの子が病気だっていうんですか!!

はい、(おそらく)そうです。
もう保育園を卒園し、小学校に入学したあとでも「ほぼ毎日」おねしょをするようなら、それは治療をした方が良い「夜尿症」という病気であるかもしれません。
「ほぼ毎日」とかあいまいな書き方をしていますが、これはお医者さんによっても多少判断が分かれる部分でもありますので、あえてぼかして書いております。

ほんの少し前までは、小学校高学年くらいまでは「ま、大丈夫でしょ」とほっておいたこの状態ですが、「気長に待つ」ことから「治療する」時代になってきたようです。
どちらにせよ重要なことは「叱らない」ことだということは、今も昔も変わりませんけどね。

でもどうか変に悩まないでほしいのです。たしかに、保育園時代は「おむつ取れたの?ウチの子まだなのよ~」とお気軽にできていたこの手の話題ですが、年齢が上がってくるにつれ、ママ友に話しづらくなりますよね。別に話しづらかったら話す必要なんてありません。何を言われるかわからない素人のママ友よりも、専門家である小児科に相談すればいいんです。

原因として代表的なものは、尿意に対する脳の反応が鈍い・膀胱が発達しきっていない(小さい)・尿の量や水分を調節しているホルモン(抗利尿ホルモン)の分泌が十分ではなく、睡眠時に尿をたくさん作ってしまう・ストレス、などです。
身体の発達だけでなく、脳やストレスなど、心の発達にも関与しています。子供は身体と心と、両方の発育のバランスが重要、という話は結構聞いたことがあると思います。特に心に負担をかけるようなことは、親としては避けたいですよね?

まず親が簡単にできることは、ストレスを与えないこと

夜尿症の子供は、本人がボケッとしてるとか、気を付けてないからおねしょをしてしまうのではないんです。いくら気を付けてても漏らしてしまうんです。6歳、7歳ともなれば、おねしょは恥ずかしいものくらいのことは当然わかってます。本人だってどうしようもない恥ずかしいことを、さらに叱られたりしたら、子供は毎晩眠る前に「今日は大丈夫だろうか」「今日もダメなんじゃないだろうか」と不安になります。それがストレスとなり、また漏らしてしまうという悪循環になりかねません。

まずは、どうか叱らないであげてください。私たち大人も、例えば本当に気を付けているのに太ってしまう、などの悩みを誰かに打ち明けたときに、頭ごなしに「は?そんなもんあんたが節制しないからでしょ?どうせいっぱい食ってんでしょ?」とかいわれたら腹が立ちませんか?腹立ち紛れに余計に食べてまた太ってしまいそうですブヒよね。

そして焦らないことです。夜尿症の治療には、数ヶ月~1年くらいかかるのが当たり前だそうです。
例えば治療を始めたあとでも、今まで通りおねしょが続いたり、良くなってきたと思ったらまた悪くなったりすると思いますが、親はでーんと構えて、おねしょしなかったときはしっかりと褒めてあげたり、おねしょをしてしまって子供が少し落ち込んでいるときは「この治療は、3歩進んで2歩下がるようなことも普通にあるから、心配いらないよ。大丈夫だよ。」と声をかけてあげましょう。「治療はこういうものだ」ということも、就学児であればわかりやすく説明してあげればちゃんと理解できるものです。逆に「どうせわからないだろう」となんの説明もしない方が、子供は不安になってしまうかもしれません。

ちなみに治療の内容は点鼻薬や貼り薬、内服薬などがあるそうです。
もし不安なことがあれば、お医者さんとしっかり相談しながら進めていきましょう。

怒らない、焦らない、比べない、そして褒める!

治療を始めるに当たって、主役はあくまで子供です。親ができることはサポートです。そして治療の妨げになるような、子供にストレスを与えることは避けたいです。
上にも書いたように、怒らない・焦らない。そして「◯◯くんはもう全然おねしょしないんだって!早くそうなれるようにがんばろうね!」などと励ましてるつもりでも、友達や兄弟と比べてしまうのはNGです。

おむつ外しの時もそうですが、もうオムツをしていない友達を見て、自分の子供がすごいやる気になって一気に外れた!という経験をお持ちの親御さんもいるかもしれませんが、それは決して誰かと比べられたからそうなったのではありません。子供自身が、自発的に「がんばるぞ!」と思ってやったことです。外野が何をいっても、本人のやる気にはかないません。

そして成功したときは褒めること!この「褒める」という行為がどうしてもぎこちなくなってしまう人って意外と多いんですが、ぎこちなくてもいいんです。頭のいい子供で、「褒めようと思って褒めてるな」とうっすらわかってしまったとしても、悪い気はしません。ぎこちなくても、親に褒められた子供が喜ばないわけがありません。

あなたのお住まいの地域にもよりますが、子供の医療費助成がたっぷりあるうちに、少しでも心配でしたらまずは小児科の先生に相談しましょう。例えば専門家から「心配ありませんよ」といわれるだけでもずいぶん安心できるものです。

これを読んでくださった親御さんの気持ちが、少しでも軽くなってくれれば幸いです。


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