マイナンバーが漏洩すると個人情報まるはだか!?いやそんなアホな

2017年2月24日

原ちゃんでーす!

イータくんでーす!
イータくん

さて、いよいよ確定申告が始まったわけですが、今回(平成28年分)から、申告の際にマイナンバーと本人確認書類が必要になりました。
既に申告に行った人から聞いたところによると、別になくてもできるらしいですけどね!(小声)

マイナンバーといえば、平成27年10月頃から通知カードがばらまかれたアレですが、その頃やたらと「これがバレたら他の個人情報も丸裸にされてしまうぞ!」やら騒いでましたよね。
もっと何年か前には「国民総背番号制」がにわかに立ち上がりましたが、頓挫した歴史があります。

総背番号制の時も同じような騒がれ方をしていましたね。でも本当にそうなのでしょうか?

マイナンバーってなによ?

マイナちゃん
国民一人一人に割り当てられた、12ケタの番号です。
ゆりかごから墓場まで生まれたての赤ちゃんから昇天しそうなお年寄りまで、全員に割り当てられています。
(昇天したら無くなります)

マイナンバーというのは実は愛称で、本当の名前は「社会保障・税番号」といいます。
まあ愛称といっても公式なものですので間違いではないですが。
それまでは社会保障と税金関係は別々に管理されていましたが、これからは一元管理したいから、共通の番号を作ろうぜ!ってことでできたものです。

また今後はマイナンバーを使って管理できる行政や公共の分野をもっと増やしていこうという方向で、各分野で検討がなされています。
もっというと、運転免許証や健康保険証、銀行のキャッシュカードなどもマイナンバーカードに集約する「ワンカード化構想」なんてものもあるみたいです。

マイナンバー通知カードとマイナンバーカードの違い

平成27年10月23日から、住民票に載っているすべての国民に「マイナンバー通知カード」が郵送されました。
これは文字通り「通知カード」ですので、マイナンバーを通知するものに過ぎません。
通常はこれだけでは使えず、本人確認書類(運転免許証とか)とセットじゃないと有効じゃない扱いになってます。

対して「マイナンバーカード」ですが、イメージはこんな感じです。

表面(身分証明)
マイナンバー表

裏面(マイナンバー)
マイナンバー裏

表面は顔写真も入って、公的な身分証明書として使えます。
裏面はマイナンバーが記載されてます。
ちなみに裏面のQRコードですが、試しにこのサンプル画像のQRコードをスマホで読んでみてください。マイナンバーが読み取れます。(読み取り情報が「123456789012」になります)
さらに裏面のICチップにより、e-taxや、コンビニで住民票が取れるなど、地域の自治体のサービスを受けることができます。

というわけでマイナンバーカードにできて通知カードにできないことは、

  • 公的身分証明として使用できる
  • e-taxや自治体サービスなどに使用できる

くらいでしょうか。
今後は利用できるサービスも順次拡大して行くみたいですが。

マイナンバーが漏洩するとどうなってしまうのか?

ここで冒頭にも書きました、洩れたらえらいこっちゃ問題ですが、結論からいいますと…

ほぼなにも影響はありません。

なんか「バレたらヤバイ」系の記事を読んでいると、
窓口とかで提示するときも隣の人に見られたらアカン!
隣のおばちゃんにも知られたらアカン!
なめたらアカン!

となにやら物騒なことをいって不安を煽ってますが、冷静になって考えてみると、ほとんどの人が他人のマイナンバーを知ったところで、そもそもどうやって使えばいいかわからないんじゃないですか?

別にまわりの人に言いふらしても大丈夫!というつもりはありません。
一応、マイナンバー制度の根拠法である「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(通称マイナンバー法、番号法)」によって、他の個人情報とは差別化が図られ、「特定個人情報(個人番号を内容に含む個人情報)」となっています。
これは「本人の同意があってもマイナンバーを第三者に提供してはならない」という厳しいものです。

でも、なにやら「キケン!キケン!」ってのが一人歩きしているような気がして…。

というのも、マイナンバーを使うような場面で必要なものは、マイナンバーと「顔写真付きの身分証明書)」のセットです。しかも提示するのは本人に限られています。
私がデメ子ちゃん(妻)に頼まれて、デメ子ちゃんのマイナンバーカードを持ち出して、なにかの手続きをしようとしても「顔が全然違うんですけどー!」「本人連れて来んかーい!」と追い返されてしまいます。

もちろん悪いこと考えるような輩は、マイナンバーを手に入れたらなにかに使うんでしょうが、そんなこと気にしてたらキリがありません。
極端にいえば、うっかりポイントカードも作れない世の中になってしまいます。

「知られてしまうことのリスク」をしっかり認識することが大切

もちろんマイナンバーが知られることのリスクはあります。
「個人情報まるはだかへ、一歩前進!」となってしまうことです。

ですが上にも書いたように、マイナンバー単体では基本的になにもできません。
そしていくらこっちが厳格に管理しようとしても、悪い輩はあの手この手でなんとかしちゃうんでしょう。
そんな奴らに本気を出されたら、個人で守り切るのも限界があります。

大事なことは、いたずらに怖がることではなく、ひとまずは個々人がそのリスクを認識することだと思います。
その上で、便利な機能はしっかり使えばいいんだと思うのです。


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