【子育て】人は、好き嫌いで動くもんです
子を持つ親のあなた、自分の子は総合的に見て、クラスや組の中でどのくらいだと思っていますか?
「言葉の発達が速い」「歌が上手」「踊りが上手」「勉強が得意」
そんなこんなで、
「私の子は平均よりちょっと上くらいかな?」
なんて思ってませんか?
あえていわせてもらいますと…
違います。
傷つくわぁ…
デメちゃん(妻)が昔誰かから聞いたそうです。
「親はみんな、自分の子は平均よりちょっと上だと思ってる」って。
私はそれを聞いたときに衝撃を受けました。
「まさにその通りだ」と思いました。
思わずにはいられませんでした!
確かにみんな思ってそうなことです。
実際私も、チリ(長女)がもっと小さい頃にそう思ってました。
真剣にそう思ってました(2回目)。
自分の子は、平均です
そうなんです。
結局自分の子は平均なんです。
なにかに抜きん出ていると思われる子も、とてつもなく悪いところがあったりします。
何をやってもダメと思われる子も、実はすごく優れている面があったりします。
心配しなくても大丈夫です。
たとえ未就学のときに九九がカンペキにいえても、逆に小学校高学年になっても九九がいえなくても、人それぞれのポテンシャルは実はそれほど変わらないと思うんです。
結局は考え方、気の持ちようってことです。
親が「自分の子はダメだ」と思えば、それは態度に出て、いずれ言葉にも出ます。
「ダメな子」といわれ続けた子は本当にダメな子になります。
逆に子供の素晴らしいところを全力で見つけて全力で褒めるように努めていると、子供はぐんぐん伸びていきます。
別に高尚な話でも何でもありません。
また子供に限った話でもないんです。
あなた自身だったら、と考えてみてください。
何をしても褒められたら、「もっと褒められるようにすごいことをしてやろう!」と思うと思いませんか?
逆に何をしても怒られたら、やる気をなくし、やるべきこともおざなりになり、本当にダメになってしまいますよね。
それと一緒です。
結局人は、好き嫌いで動くものです。
褒められて気持ちよくなれば力を発揮するんです。
私の、娘への接し方
私は子供が3人いますが、私が烈火の如く怒るときも、ちゃんと話を聞こうとし、理解してくれるのは今のところチリ(長女)しかいないので、チリを例に書きます。
私はチリを褒めるときも叱るときも真剣にやります。
いつも心の根底にある思いは、「この子は一人の人間」ということです。
この子が将来苦しむも喜ぶも、全てこの子の選択の結果です。
親はその手助けしかできません。主人公にはなれないのです。
その事実をかみしめながらも、親ですから子供を「親が正しいと思う道」に導かなくてはなりません。
しかしチリも話を理解できるとはいえまだ8歳の女の子です。
何度も何度も何度も何度も同じことをいわなくてはいけない場面なんて数え切れないくらいあります。
でも私も負けていません。
何万回でも同じことを教える覚悟があります。
8歳の娘が「厳しいから好き」
そんな暮らしの中、家族でちびまる子ちゃんを見ていました。
まる子のおじいちゃんの友蔵っていますよね?
物語なのでいいですが、友蔵はまる子をスーパー甘やかしてます。
そんな場面が映ったとき、チリと会話をしました。
原ちゃん「チリ、まる子のおじいちゃんみたいな優し~い人ってどう?」
チリ「嫌い!」
原ちゃん「どうして!?超やさしいよ!?」
チリ「やさしいばっかりじゃヤダ。厳しくないと嫌い!」
原ちゃん(内心)「え、何いってるのこの子は」
原ちゃん「じゃあお父ちゃんは好き?」
チリ「大好き!厳しくてやさしいから!」
もうね、もう、もうね、なんですかこのシュガーベイビーは。
私は間違ってなかった。
子供には子供自身の人格があることを心にとどめ、本気でその子のこと考えて叱る。
そんな私は間違ってなかった。
チリに救われました。
なお、「お父ちゃんのこと好き?」というセリフは、私とチリの間では週3くらいの頻度で出ます。
そしてチリの方からも「お父ちゃん大好き~!」というセリフは週4くらいあります。
信頼関係があるんです。
一朝一夕でできるものじゃありません。
ちなみにセリフが週3とか週4とか書きましたけど、私がチリのことを心の中でしみじみと「かわいいなぁ…」と思うことは週に100回くらいあります。
このことを妻のデメちゃんに話すと「は?何いってんの?あの頭にくる女が?」と実の娘に対してひどすぎる言葉が飛んできます。
でもクールな原ちゃんはわかります。
これはいわゆる「同族嫌悪」というやつです。
自分と似ているから憎い、頭にくる、そんな感情です。
これは当たってると思います。
なぜなら私はデメちゃんもチリも同じくらい大好きだからです。
本当に二人は似てるんでしょうね。デメちゃんは認めたがらないですけど。
…
ちょっとこんなふうに家族のことを正直に書いてみるのも、気持ちがいいものですね。
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